春の花粉症
花粉症も季節によって特徴や対処が違います。まずは、症状が出る前に治療開始!!
春の花粉:スギ、ヒノキ、ハンノキ
特徴は粒子が大きいこと。そのため、目や鼻に入りやすいですが、のどや気管には入りにくいのが特徴です。自分はのどに来るぞ!と思った方は、なにか+αがあります。
- 黄砂を中心としてPM2.5の影響を受けている場合
- 雨でアスファルトに落ちた花粉を車が踏んで粉砕され、雨上がりに空気中に舞い上がる場合
- ウイルスや細菌で風邪をひいている場合
- (咳)喘息を持っている場合
などが、あります。風邪の場合は他の方にうつしますし、(咳)喘息の場合は治療が不足すると寿命が短くなる可能性があるので、特に要注意です。
純粋な春の花粉症の治療のコツ!!
症状を出さないことです!「今出ている症状」×「新たに浴びた花粉」で、掛け算で症状がひどくなります。症状が強く出てるほど、そのあとの薬の効果は弱くなります。なので、「あれ?花粉飛んでる?」って思ってからの治療開始ではすでに一歩で遅れています。症状が全く出ない程度に事前に薬を使い始めることで、花粉ピーク時に軽い薬でやり過ごせます。
症状が激しく出てから受診される場合は「薬の副作用を許容して強い薬でがんばる」「効果がゆっくりになるけど副作用の少ない薬で粘る」「副作用の少ない薬で、数を重ねて効かせる」などの選択肢があります。なにを妥協するかは希望を聞きながら治療薬の提案をさせていただきます。
そのうえで、「新たに浴びた花粉」が多いとさらに薬が効かなくなりますので、マスクや眼鏡でブロックしましょう。また、お肌のきめが整っていないと花粉がお肌の中に入ってきてしまうので、正しいスキンケアも花粉をブロックするためにとても大事な要素になります。治療していて症状が出ない状態でも、こういった花粉予防を継続することで、「今」も「将来」も花粉が悪化しにくくなります。
シーズン中にうまくいかなかった方は
「タイミングを逃してしまう」「合う薬がなかなか見つからない」「薬の量を減らしたい」など、治療内容とご希望が合致しない方は、シーズンオフに舌下免疫療法で体質改善をはかるようにしましょう。スギ花粉症の卒業は3~5年後で80%ですが、早い方は6か月程度で症状が軽くなってきます。6~8月に舌下免疫を始めると、あわよくば来シーズンの花粉症が楽になり始めます。




