花粉症などアレルギーの相談

花粉症を始めとしてアレルギーってどうせ治らないから治療しても意味がない、、、って思ってないですか?軽いから治療しなくていいや、、、そう思ってないですか?
例えば、アレルギー性鼻炎は軽症でもうつ病よりも経済損失が大きいことがわかっています。調査報告によりある程度前後しますが、例えば軽症で10%、重症で60%の損失があるとも言われています。適切な治療をすることで、この損失がほぼなくなることがわかっています。日本はお金に反映されにくいのでピンときにくいでしょうが、
子供なら10年勉強しても9年~4年分の学力の伸びになります。たかが1年の損とも見えますが、受験をするとなったら、1年の遅れはかなり辛いです。親御さん視点では、塾を月に1回さぼってでもアレルギー治療を受けさせることで、塾代が10~60%減る可能性があります。そんなに頭が良くなくてもいいよって思う人は、同じ学力なら、治療をしたほうが勉強させられる時間が10~60%減ります。その分遊べる時間が増えます。
お仕事をしている方は、治療をすることで仕事がはかどりやすくなります。立場によって効果は違うと思いますが、残業が減るとか、新しいアイデアを思いつくとか、営業トークが冴えるとか。
人生という視点では、アレルギーを起こして70年放置していると、少なく見積もって7年以上損をすることになります。軽症の方もそのまま放置して人生を損しないように積極的に治療しましょう。
アレルギー性鼻炎
鼻水、くしゃみ、鼻のかゆみ、鼻づまり、鼻声、睡眠時無呼吸などが症状として起こります。大事なのは「鼻水、くしゃみ、鼻のかゆみ」と「鼻づまり、鼻声、睡眠時無呼吸」で治療方法が違う点です。
よくあるのが鼻水のせいで鼻がつまってると勘違いして、お医者さんに鼻水の話しかせず、十分な薬をもらえていない人をよく見かけます。先入観ではなく、困っている症状を教えてください。
市販の内服薬のほとんどが「鼻水、くしゃみ、鼻のかゆみ」用の薬です。市販薬は、とても強い(副作用も強い)か、とても弱いかの両極端です。受診していただくと、強すぎず弱すぎずの薬で加減できます。
「鼻づまり、鼻声、睡眠時無呼吸」に効く市販薬は点鼻薬(鼻のスプレー)です。ただし、市販の点鼻薬は数日以上使用すると薬剤性鼻炎を起こし始めて、どんどん鼻がひどくなっていきます。受診していただくと、内服薬や副作用の少ない点鼻薬を加減していくことができます。
是非、自分に合った薬を見つけましょう。
その他、レーザー治療(鼻づまり対策の対症療法)や舌下免疫療法(体質改善、根本治療)のご案内もできます。
アレルギー性結膜炎
アレルギー用の点眼薬も処方しております。一時的であれば強い点眼薬も処方しております。
継続的に強い点眼薬を使用するには副作用のチェックが必要になりますので、眼科さんの許可が必要になります。最近では、まぶたに塗る眼のかゆみ止めもあります。1日1回で済むことや点眼が苦手な人など様々な方にご好評です。
乾燥肌、皮膚のかゆみ
主に内服治療を行っております。また簡単ではありますが、スキンケア指導も行っております。
耳鼻科なのに?って思われるでしょうが、お肌の状態が悪いとアレルギー体質が進行して、鼻炎や眼の症状が長期的に悪化していきます。スキンケアをしていないと10年後、20年後にむけてどんどん強い薬が必要になっていく可能性があります。快適な鼻炎治療を長期的に続けるためにはスキンケアはとても大事です。
(咳)喘息、アトピー咳嗽(喉頭アレルギー)
長引く咳、繰り返す咳の方はいずれかを考慮していきます。このうち、喘息系の咳は適切に治療をしないと寿命が短くなってしまいます。
軽い咳を放置していたがために、寿命が10年20年短くなるなんてことも起こりえます。「軽い咳だ!」「アレルギーの咳、花粉症の咳だから大丈夫!」「花粉症の薬を飲めば咳が止まるから大丈夫」は大丈夫じゃない方も多いです。アレルギーで咳が出ているだけだ、乾燥しているから咳が出る、などはしっかり診断・治療を受けたほうがいい状態です。当院で診断できる方は診断させていただき、判断しきれない場合は呼吸器内科を受診していただきますが、診断がはっきりしていれば、治療継続は鼻眼お肌とあわせて対応させていただきます。
食べ物アレルギー
食べ物アレルギーは、すみませんが専門的には診れませんが、一般対応はさせていただきます。
花粉・食べ物アレルギー症候群もありますし、スキンケアが間違っていると食べ物アレルギーになりやすいです。薬は上述のアレルギー疾患と共通のものがほとんどですので、血液検査、一般的指導、学校生活指導表の記載、アレルギーの薬の処方、エピペンの処方は対応しております。対応していないのは、食べ物負荷試験です。どこまで食べていいか、食べ物アレルギーを卒業できたか、といった検査・判断が当院ではできません。
最後に
アレルギー疾患は根源が一つであっても、症状次第で耳鼻科、眼科、皮膚科、呼吸器内科、アレルギー内科/小児科と多種のクリニックに受診することが出てきます。毎月全科受診していては、時間がいくらあっても足りないと思います。当院でまとめて対応可能です。もちろん、状況が思わしくなければ各専門家への受診もご案内させていただきますが、薬が決まって落ち着いている状態であれば、通院の負担を減らす一助となれば幸いです。仕事帰りや学校・塾帰りに寄れるように、日に寄りますが20時まで診療を行っています。




